住宅ローンと諸費用

マイホームを手にする場合に、住宅ローンのことにだけ目がいき、住宅ローンを除く各費用のことを見逃してしまう人がけっこういます。

イメージしているよりも諸費用はかさみますが、このことを見逃して現在持っている資金を丸ごと頭金として利用してしまうと、厳しい状態に陥ることになるでしょう。

頭金と別途に諸費用はかかってしまうものなので、このお金を考慮して頭金としてどれくらい充当できるのか把握しましょう。

例として、3,000万円の物件を買い求める際、諸費用ひとつで210万円以上必要なパターンがたくさんあり、これが5,000万円の価格の物件ですと350万円を超過します。

明確に言えばどんなものが諸費用として取られるのかというと、種類は幅広くあるのできちんと把握しておくことをお勧めします。

不動産を購入する際には、契約書印紙代というものを作成しなければならないのですが、これに約15,000円使うことになります。

新居の料金が増すほどさらにかかることになりますが、不動産に関する部分ではこれに加えて仲介手数料なども請求されるでしょう。

その上、家を住宅ローンで買うとなれば、ローン保証料であったりローン諸経費なんかのことも確認しておきましょう。

保証料は、概ね借入金額×2%だということが往々にしてありますが、借り入れる会社によって差が出てくるので留意が必要です。

登記費用・固定資産税等精算金もかかるのですが、世間一般では物件価格の約8%が諸費用として取られる形になり、頭金も加算すると物件価格に対して30%前後を自己資金として蓄えておくことが求められます。

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